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2011年4月30日 (土)

■vol.5 『「シーン」をつくろう!』

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「おいしいシーン」とは具体的にどんなシーンか

物語はまず「キャラクターが魅力的に見えるおいしいシーン」から発想していけば必ず「キャラクターが魅力的な作品」が出来上がるということが分かりました。ですから、まずはこの「シーン」作りからはじめましょう。
 さて、その「キャラクターが魅力的に見えるおいしいシーン」とはどのようなシーンなのでしょうか。
具体的には次のようなものです。

このキャラって, 

 ・こんなに素敵なんだよ
 ・こんなに魅力的なんだよ
 ・こんなに感動的なんだよ
 ・こんなにいいところあるんだよ
 ・こんなに強いんだよ
 ・こんなに頭いいんだよ
 ・こんなことやっちゃうんだよ,できちゃうんだよ
 ・こんな面白いところあるんだよ            
……etc

この他にも,  

 ・印象的なシーン,
 ・感動的なシーン,
 ・キャラの印象的な登場シーン,
 ・悩むシーン,
 ・活躍するシーン               
  ……などです。


こうじゃなきゃいけないという決まりはありません。
要はキャラが魅力的に見えればどんなシーンでもいいのです。キャラクターがどんな風に,いかに魅力的かを描いたシーンを思い浮かべるのです。
これらのシーンがあればキャラクターは魅力的になるのです。
キャラクターは「魅力的なキャラ要素」をつくっていくから魅力的になるのではありません。
「おいしいシーン」が,キャラクターを生み出し、魅力的になるよう育むのです!
キャラクターは,魅力的なキャラクターが存在するから魅力的になるのではありません。魅力的なキャラクター設定をつくったからといって,必ずしも魅力的になるとは限りません。
キャラクターは,そのキャラクターが魅力的に見えるシーン,感動的に見えるシーン,活躍するシーンを描いていくことによって魅力的になるのです。

◇なんとなくキャラと世界観が見えてくる

発想が発想を生み、シーンがシーンを呼んでいく

一つおいしいシーンが浮かぶと、それを呼び水にどんどん発想が広がっていきます。そうすると時代や舞台・場所などがもう見えてきます。キャラクターもこんなヤツなのかな~というのが思い浮かんできます。そうなれば,しめたものです。
おいしいシーンを手がかりにいろいろ自由に発想していってみてください。


◇「シーン」をつくるためにアイディア・ネタを練ろう!

「シーン」のきっかけとなるアイディアの作り方

「シーン」がなかなか思い浮かばないという方は、まず「シーン」のきっかけとなる「アイディア」を考え、それを一つの呼び水として「シーン」を思い浮かべて見てください。
 ただし、このアイディアはあくまで一つのきっかけです。まだ、この段階で細かい設定や世界観を追わないようにしましょう。
では、そのアイディアの作り方をこれから紹介していきたいと思います。以下がその方法の一覧です。

①「願望」からシーンを発想する
②「新しい組み合わせ」からシーンを発想する
③「典型的なパターンのどこかを変えてみる」ことで出来たアイディアからシーンを発想する
④「ギャップ」からシーンを発想する
⑤さまざまな「状況」からシーンを発想する
⑥「葛藤」からシーンを発想する
⑦「ログライン(作品の一行説明文)」からシーンを発想する


これらの方法をきっかけとして「シーン」を自由に思い浮かべてみましょう。
次の課からは、これらの方法を詳しく解説していきたいと思います。

参考:第1章「シーン」をつくろう! の記事

■vol.5「シーン」をつくろう!

■vol.6「願望」が作品のアイディアを生み出す!

■vol.7「新しい組み合わせ」をみつけよう!

■vol.8「典型的なパターン」のどこかを変えてみよう!

■vol.9「ギャップ」を使って発想する!

■vol.10「状況」をつくってみよう!

■vol.11「葛藤」をつくってみよう!

■vol.12アイディアを1、2行の文章にまとめてみよう!

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